こうた
2019.3.15 10:19 PM
こうた 15歳と7ヶ月
今日平成31年3月15日 午前11時45分 じいちゃんたちのもとへ 旅立って行きました。
橋本建設商の アイドル犬として、長きに渡り事務所の奥の6畳間が自分の部屋。
可愛い可愛い こうたが 今、お布団の中で 眠っています。
たくさんの事務所にお越しいただいた方と触れ合ってきました。
じいちゃんが好きすぎたものだから、本当に大好きアピールしたのは、
会社関係では、インテリアKの小池さんと、リクシルのみほちん。
この二人への アピールは、ちょっと半端なかったかな^^
自分のことをじいちゃん、ばあちゃんと呼んでいた 父と、母の大事な大事なこうた。
旅行をすることも無くなり、出かけると こうたの好きなもの買ってくる。
お人形の数も どんだけ~~! って。
こんな高価な肉を 独り占め~~!って。
どれほど愛されてるんだ~~ と叫びたくなるほどこうたは、愛されていた。
そして、こうたは、じいちゃん、ばあちゃんが大好きだった。
後で思うと、母が亡くなる2週間ほど前から、母のもとから離れようとしなくなってた。
父が一番大好きだったはずのこうたは、母にすり寄ってばかり。
また、父が亡くなる2ヶ月前からは、父が2階に上がると、階段の下から呼び、
出かけると、フェンス越しに父を呼び続ける。一時も離れることができなくなってたよね。
その母が7年前、父は2年前に、時を変えて、こうたの散歩中に交通事故で亡くなりました。
私は、父が亡くなった後、こうたを責めました。
どうして、こうたは、橋本の家に来たんだろう。。。
でも こうたは、父が亡くなったその日から 一切 父を呼ぶことをしなくなりました。
後で気づいたんです。
こうたは、母と父を守りたかったんだ。
二人を守るために やってきて、あんなに甘えて甘えて、何を言ってるかも全てわかってたのに・・・。
それでも 守れなかった。
いや、違った意味で守っていたのかもしれない。
一番つらかったのは、こうただったんだ・・・。
父が亡くなった後、主人と私が 2年間こうたと共にいました。
父が亡くなってから、こうたの弱っていくのの早かったこと。
昨年の6月から 9ヶ月。
寝たきりになったこうた。
自分でご飯を食べることもできず、毎日 一時間かけたお粥さんにペーストのドックフードを混ぜたりして、一日3回の スプーンでの食事。
朝は、主人が5時半には、事務所に出向いて、こうたのご飯。
ご飯食べるのに、30分から1時間。
水は、注射器で。
主人のお小遣いの半分くらいは、こうたの すべての物につかわれてたんじゃないだろうか。
私一人では、ここまで こうたを大事にできなかった。いつも こうたが過ごしやすい 環境づくりを考えてくれた主人。こうたの部屋のエアコンが壊れたら、買い替えて、
こうたがソファベッドに上がることができなくなったら、 高さの低いこうたベッドを工場で作ってくれた。
今朝、
こうた、おばちゃん こうたのこと大好きだよ。
こうたは、黙って頷く。
こうた、こうたは おじちゃんやおばちゃんと一緒にいて うれしかった?
こうたは黙って頷く。
見えてるのか、どうだか わからないと思っていた目で じっと見つめて、頷いてくれた。
父さん、母さん、こうた 幸せだよね。
大往生で 私の腕の中で 秀さん、よしえちゃんに見てもらいながら旅立ったよ。
ちこさんも、昨夜具合が悪いと言ったら、飛んできてくれたよ。
ゆっこや菜月も テレビ電話で こうたと話したよ。
みんな みんな こうたが 大好きだよ。
こうた ありがとね。
こうたと一緒にすごせた15年間。
おじちゃん、おばちゃん、幸せだったよ。
大好きだよ。